筋肉の基本的なイメージを使って変化をおこす

こんにちは、稲田です。

今日は、筋肉の基本的なイメージについて少し書いてみましょう。

筋肉のイメージ?

筋肉と聞いて何を連想するかってこと?

もしそうだとしたら、どんな答えが返ってくるでしょうね。

マッチョとか筋トレとか割れた腹筋とか

こんな連想をする方なら、運動好きの人かもしれませんね。

焼肉、ステーキとか霜降りとか食べ放題とか

こんな連想する方なら、食べることが好きな人かもね。

でも、ここで筋肉のイメージはどんなものかという意味は、筋の機能、はたらきについてです。

筋肉は何をしてくれているのか?

ここから出発してイメージしてみると、筋肉にはたくさんのイメージを使った体感を経験することができます。

たとえば、スポンジのイメージをすること

人間の身体の筋肉の約60%は水、つまり液体ですね。

筋肉を水を含んだスポンジだとイメージすることは、動きにとってもセルフケアにとっても非常に有効です。

また、筋肉の細胞レベルの動きをイメージすること

筋フィラメントには2つの筋たんぱくであるアクチンとミオシンがありますね。

細い方がアクチンで、太いほうがミオシンです。

この2つのフィラメントがお互いにスライドして滑り込むことで筋の収縮弛緩が起こります。

このイメージを使うこともとっても効果的なんですよ。

ちなみに骨格筋は、大きな筋のかたまりの中に筋繊維束が集まってできています。

筋繊維束はさらに小さな筋繊維(筋細胞)が集まってできています。

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この筋細胞をさらに細かく見てみると、直径1㎛(1マイクロメートル:0.001ミリメートル)の筋原線維が詰まっています。

この筋原線維の中に、さっきのアクチンとミオシンが配列されているんです。

ただし、どこがで区切りがないとわからないので、「筋節(サルコメア)」という筋収縮の基本単位があるんですね。

言葉で書くとかえってわかりづらいので、下の図をみてもらえば一目瞭然です。

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今月のワークショップでは、筋フィラメントのイメージを使った筋のゆるめ方のワークも行いますよ。

さて、サルコメアには、たくさんのアルファベットがでてきますね。

真ん中にM線、両端がZ線

中心エリアがA帯で、両端がI帯

A帯の中のさらに中心寄りがH帯

なんかややこしくて覚えにくいですね。

筋収縮はフィラメントの滑り込みなんですが、その動きに一役かっているのがこれです。

Titin(チチン)

骨格筋の収縮に関わる大きなタンパク質です。

これは、Z線のところからミオシンのおしりの方にくっついているいわばセラバンドのようなものです。

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Titinは弾力性をもっていて、これが筋の性質の一部にもなっているんですね。

そして、ミオシンがどこかへ行かないように、位置がずれないように結合しています。

このようなバネの弾性を出し続けるために、TitinはZ帯の結合部分では粘着性をもって折りたたまれます。

そして、サルコメアが中程度まで長さを戻すときには、ゆっくりと広がっていきます。

これは、筋への施術の際は圧迫やリリースの力はゆっくりと穏やかにしたほうがいいという理由でもあります。

筋のイメージについては、他にもおもしろい方法がまだまだあります。

ワークショップでは、このような筋や筋膜の生理学と動きと施術のつながりについて探求していきます。

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アクちゃん、ミオちゃん
なかよくおねんね中です。(*^.^*)